Ⅱ.各治験の解説
※企業から了承が得られた情報を公開しています。
治験概要
更新日 2021年10月8日
治験依頼者 |
日本イーライリリー株式会社 |
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疾患名(jRCTに掲載) | 【乳がん、子宮頸がん、子宮体がん】などの女性特有のがん |
管理ID(治験ID) |
jRCT2051210102 |
治験名 |
EMBER-3:内分泌療法による前治療歴があるエストロゲン受容体陽性、HER2陰性の局所進行又は転移性乳癌患者を対象にimlunestrant、治験責任医師又は治験分担医師が選択した内分泌療法、及びimlunestrantとアベマシクリブの併用投与を比較する無作為化非盲検第III相試験 |
治験のフェーズ |
第1相 |
問い合わせ先 |
トライアルガイドコールセンター (0120-023-812/LTG_CallCenter@lists.lilly.com) |
治験成分記号 (治験薬一般名) (作用機序情報) |
治験成分記号:LY3484356
治験薬一般名(日本語):-
治験薬一般名(英 語):Imlunestrant
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治験の概要 |
本治験の目的は、エストロゲン受容体陽性、HER2陰性の乳がんの参加者を対象にLY3484356と内分泌療法を比較することです。 本治験では、以下の条件を満たす方を対象としています。 ・エストロゲン受容体陽性、HER2陰性の局所進行又は転移性乳がん患者 ・AI単独又はCDK4/6阻害薬との併用療法による治療を実施中、もしくは治療後に増悪が認められる(CDK4/6阻害薬が承認 ・保険償還されている地域では、ガイダンスに従い適切に前治療として選択されていることが望ましい。) ・内分泌療法による治療が適切であるとみなされる ・女性の場合、外科的/自然閉経又は卵巣機能抑制のいずれかによる閉経後状態を有する ・ RECISTの定義に従って測定可能病変もしくは測定不能な骨病変を有する ・ ECOGのperformance status(Oken et al. 1982)が0又は1 ・十分な腎臓、血液及び肝臓の臓器機能を有する ・カプセル/錠剤を飲み込むことができる ただし他の条件も多数あり、本試験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。 |
治験の実施方法の概要と注意事項 |
本治験では、ランダム化を行い 、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治験薬が投与されます。 なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。 また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。 |
病院名 |
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Ⅰ 臨床試験登録情報
Ⅲ 疾患名(jRCT掲載)の解説について