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Ⅱ.各治験の解説  
※企業から了承が得られた情報を公開しています。

治験概要

更新日 2023年4月24日

治験依頼者

グラクソ・スミスクライン株式会社

疾患名(jRCTに掲載) 【肺がん、乳がん】などの胸部のがん
【乳がん、子宮頸がん、子宮体がん】などの女性特有のがん
管理ID(治験ID)
治験名

進行固形癌患者を対象としたGSK3745417の単独療法及び抗がん剤との併用療法における第I相、ヒト初回投与(FTIH)、非盲検試験

治験のフェーズ

第1相

問い合わせ先

グラクソ・スミスクライン

問い合わせ窓口:グラクソ・スミスクライン株式会社 メディカル・開発本部

連絡先(メール:jp.gskjrct@gsk.com、電話:0120-561-007)

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:GSK3745417 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):-

体内の免疫経路にあるたんぱく質のひとつ[STimulator of INterferon Genes(STING)とよばれています]を活性化することにより、体内の免疫システムが癌細胞を攻撃することが期待されています。

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):Dostarlimab

PD-1というたんぱく質に結合し、免疫システムががんを認識できないようにするシグナルの1つを阻止することで、免疫システムを助けます。これにより、免疫システムががん細胞を攻撃するのに役立ちます。

治験の概要

本治験の目的は、固形癌の患者さんを対象として、まずGSK3745417を単独で使用した場合、次にGSK3745417をDostarlimabと併用して使用した場合に、GSK3745417が安全かどうか、体の中でどのように作用するか、固形癌を改善するかどうか、どの用量で使用するのがもっとも効き目があるかを調べます。

治験に参加するための条件は

・参加に同意される時点で20歳以上の方

・進行/再発した固形癌と診断された方

・標準的な抗癌剤治療で効果が認められない方または対象とならない方

などがあります。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名

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