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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2023年7月26日

治験依頼者

アステラス製薬株式会社

疾患名(jRCTに掲載) 【胃がん、大腸がん、食道がん】などの消化管のがん
食道がん 胃がん 大腸がん その他の消化管のがん
【肝細胞がん、膵臓がん】などの肝臓・胆のう・膵臓のがん
膵臓がん
転移性又は局所進行性固形がん
管理ID(治験ID)
治験名

成人の固形がん患者さんを対象としたASP2074の治験

治験のフェーズ

第1相

問い合わせ先

アステラス製薬株式会社    

問い合わせ窓口: くすり相談センター     

連絡先(メール/電話): 0120-189-371

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:ASP2074 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):-

ASP2074は,二重特異性免疫細胞誘導によりがん細胞の障害を誘導すると考えられる薬剤です。

治験の概要

本治験の主な目的は、2つあり,1つ目はASP2074をさまざまな用量で投与した後に固形がん患者さんに何らかの医学的な問題が起こるかどうかを確認することです。2つ目は将来の治験で使用するASP2074の適切な用量を見つけることです。

この治験に参加できるのは,転移性(がんがからだの他の部分に広がっている)または局所進行性の固形がんを有する患者さんで,実施できるすべての標準療法を治験参加前に受けたことがある方となります。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が

必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験は2つのパートから構成されています。

パート1(ASP2074用量漸増)では,3つのパート(パートA,B及びC)において,ASP2074の各漸増用量/レジメンコホートに患者さんを割り当てます。得られた結果の評価に基づき,パートBとパートCが順次実施されます。

パート2(ASP2074用量拡大)では, 大腸腺癌,食道または食道胃接合部(GEJ)腺癌,膵臓腺癌患者さんを対象に,パート1(ASP2074用量漸増)で選択された用量/レジメンのASP2074を患者さんに投与します。

ASP2074は,各治療サイクルの初日に点滴で投与されます。この治験に参加した患者さんへは,ASP2074によって起きた医学的な問題が確認される,がんが悪化する,他のがん治療を開始する,患者さんが治験の中止を希望する,あるいは患者さんが治験のために来院しなくなるまで,治療サイクルを繰り返します。

本治験では、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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