Ⅱ.各治験の解説
※企業から了承が得られた情報を公開しています。
治験概要
更新日 2023年7月24日
治験依頼者 |
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 |
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疾患名(jRCTに掲載) | 【乳がん、子宮頸がん、子宮体がん】などの女性特有のがん プラチナ製剤抵抗性高異型度漿液性卵巣癌、原発性腹膜癌又は卵管癌 |
管理ID(治験ID) |
jRCT2071220106 |
治験名 |
プラチナ製剤抵抗性高異型度漿液性卵巣癌、原発性腹膜癌又は卵管癌を対象とするMORAb-202の第2相試験 |
治験のフェーズ |
第2相 |
問い合わせ先 |
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 https://www.bms.com/jp/about-us/contact-us.html 0120-363-959 (フリーダイヤル) (平日9:00~17:30 / 土・日・祝日並びに当社休日を除く) |
治験成分記号 (治験薬一般名) (作用機序情報) |
治験成分記号:MORAb-202/BMS-986445
治験薬一般名(日本語):-
治験薬一般名(英 語):farletuzumab ecteribulin
本剤は葉酸受容体α(FRα)に対するヒト化モノクローナル抗体であるfarletuzumabとエリブリンをリンカーを介して結合した抗体薬物複合体です。特定の腫瘍細胞に発現するFRαを標的として結合し,細胞内に取り込まれた後にリンカーが酵素切断され,遊離したエリブリンがチューブリン重合を阻害しアポトーシスによる細胞死を誘導する等により抗腫瘍作用を示すと考えられている。 |
治験の概要 |
本治験の目的はプラチナ製剤抵抗性高異型度漿液性卵巣癌、原発性腹膜癌又は卵管癌患者を対象にMORAb-202と治験担当医師が選択した化学療法を比較し有効性、安全性及び忍容性を評価することです。 本治験では、以下の条件を満たす方を対象としています。 ・組織学的にHGS卵巣癌、原発性腹膜癌又は卵管癌の診断が確定していること ・プラチナ製剤抵抗性であること ・対象疾患に対して1から3ラインまでの前治療歴があること ・組織検体が提出可能であること ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。 |
治験の実施方法の概要と注意事項 |
本治験ではランダム化を行いMORAb-202もしく治験担当医師が選択した化学療法のいずれかに割付けられます。専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。 なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。 また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。 |
病院名 |
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Ⅰ 臨床試験登録情報
Ⅲ 疾患名(jRCT掲載)の解説について
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