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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年7月18日

治験依頼者
グラクソ・スミスクライン株式会社
疾患名(jRCTに掲載) 【白血病、悪性リンパ腫】などの血液・リンパのがん
白血病 悪性リンパ腫 多発性骨髄腫 その他の血液・リンパのがん
再発・難治性多発性骨髄腫
管理ID(治験ID)
治験名

再発・難治性多発性骨髄腫患者を対象としてbelantamab mafodotinとポマリドミド及びデキサメタゾンとの併用療法(B-Pd)の有効性及び安全性を、ポマリドミドとボルテゾミブ及びデキサメタゾンとの併用療法(PVd)と比較検討する多施設共同非盲検無作為化第Ⅲ相試験(DREAMM8)

治験のフェーズ
第3相
問い合わせ先

グラクソ・スミスクライン株式会社 開発本部

メール:jp.gskjrct@gsk.com、電話:0120-561-007

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:GSK2857916 治験薬一般名(日本語):ベランタマブ マホドチン 治験薬一般名(英 語):belantamab mafodotin
治験の概要

 本治験の目的は、多発性骨髄腫に対する治療として、belantamab mafodotinという治験薬と、既に多発性骨髄腫の治療として使用されているお薬であるポマリドミドとデキサメタゾンの3つの薬剤を併用した際の効果(有効性)と副作用(安全性)について調べることです。

 既に多発性骨髄腫の治療として使用されているお薬であるボルテゾミブ、ポマリドミド、デキサメタゾンの3つの薬剤を併用した際の効果及び副作用と比較します。

 それぞれの薬剤群には1:1で割り付けられます。

 本治験では、

 ①多発性骨髄腫と診断されていること、

 ②1種類以上の多発性骨髄腫の治療を受け、直近の治療で疾患の進行がみられていること、

 ③過去に受けた治療による副作用が一定の基準以下に回復または軽快していること等の条件を満たす方を対象としています。

 ただし他の条件も多数あり、本試験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

 本治験で用いられている治験薬は、多発性骨髄腫のがん細胞にあるBCMA(B細胞成熟抗原)というタンパク質を標的としています。

治験の実施方法の概要と注意事項

 本治験では、ランダム化が行われ、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

 なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

 また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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