Ⅱ.各治験の解説
※企業から了承が得られた情報を公開しています。
治験概要
更新日 2023年9月29日
治験依頼者 |
アムジェン株式会社 |
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疾患名(jRCTに掲載) | 【前立腺がん、精巣腫瘍】などの男性特有のがん 転移性去勢抵抗性前立腺がん |
管理ID(治験ID) |
jRCT2031200384 |
治験名 |
転移性去勢抵抗性前立腺がん患者を対象としたAMG 509の安全性、忍容性、薬物動態及び有効性を評価する第I相試験 |
治験のフェーズ |
第1相 |
問い合わせ先 |
お問い合わせ窓口:clinicaltrials_japan@amgen.com |
治験成分記号 (治験薬一般名) (作用機序情報) |
治験成分記号:AMG 509
治験薬一般名(日本語):-
治験薬一般名(英 語):-
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治験の概要 |
本治験の目的は、転移性去勢抵抗性前立腺がんの患者さんを対象として、AMG 509の単独投与(1種類の薬剤)及びアビラテロン酢酸エステル又はエンザルタミドもしくはドセタキセルとの併用投与の安全性、忍容性、薬物動態及び有効性について調べることです。 本治験では、以下の条件を満たす患者さんを対象としています。①18歳以上であること、②適切な治療後に再発又は難治性を示した転移性去勢抵抗性前立腺がんあると確認されていること、③画像診断の結果、病勢進行が認められること、④全身状態が良好であること、⑤治験実施計画書に定義される、十分な臓器(血液、腎臓、肝臓、心臓)機能を有していること等の条件を満たす方を対象としています。 ただし他の条件も多数あり、本試験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。 本治験で用いられている治験薬AMG 509は、T細胞誘導抗体です。抗体とは、私たちの免疫システムに含まれる、感染症と闘うことに特化した蛋白質の一種です。抗体であるAMG 509ががん細胞の表面にある蛋白質と結合すると、T細胞(身体に存在する免疫細胞の一種)が集まって、免疫システムががん細胞を攻撃するのを促します。 |
治験の実施方法の概要と注意事項 |
本治験では、ランダム化は行われず、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。 なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。 また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。 |
病院名 | jRCTを参照 |
Ⅰ 臨床試験登録情報
Ⅲ 疾患名(jRCT掲載)の解説について
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