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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年4月18日

治験依頼者

アムジェン株式会社

疾患名(jRCTに掲載) 【胃がん、大腸がん、食道がん】などの消化管のがん
大腸がん
結腸直腸がん、非小細胞肺がん、膵がんを含む固形癌 ※治験実施計画書の対象癌腫は固形癌全般。現在は大腸癌のみ登録中(2023/12/7時点)
管理ID(治験ID)
治験名

KRAS p.G12C変異を有する進行固形癌患者を対象としたソトラシブ単独投与及び他の抗悪性腫瘍薬との併用投与における安全性、忍容性、薬物動態及び有効性を評価する第Ib/II相試験(CodeBreaK 101)

治験のフェーズ

第1-2相

問い合わせ先

お問い合わせ窓口:clinicaltrials_japan@amgen.com

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:AMG 510 治験薬一般名(日本語):ソトラシブ 治験薬一般名(英 語):sotorasib

治験成分記号:AMG 954 治験薬一般名(日本語):パニツムマブ 治験薬一般名(英 語):panitumumab

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):フルオロウラシル 治験薬一般名(英 語):5-FU

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):イリノテカン塩酸塩水和物 治験薬一般名(英 語):irinotecan

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):レボホリナートカルシウム水和物 治験薬一般名(英 語):calcium levofolinate hydrateLeucovorin

治験の概要

本治験の目的は、KRAS p.G12Cと呼ばれるDNA変異を有する特定の種類のがんに対して、AMG 510(ソトラシブ)とパニツムマブの併用療法、並びにAMG 510とパニツムマブおよびイリノテカン+レボホリナート+フルオロウラシル(5-FU)(FOLFIRI)の併用療法による治療を行った際のあらゆる副作用および有効性について、より詳しく調べることです。

本治験では、

①18歳以上であること、

②分子学的検査により病理学的に確認されたKRAS p.G12C変異を有する転移性膵がんであること、

③過去にKRAS G12C阻害薬の投与を受けていないこと、

④経口薬が服用可能である

等の条件を満たす方を対象としています。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

本治験で用いられている治験薬AMG 510(ソトラシブ)は、KRAS p.G12Cと呼ばれる特定の変異(DNAの変化)を有する進行固形癌に対して開発されている抗がん剤です。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験では、ランダム化は行われず、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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