Ⅱ.各治験の解説
※企業から了承が得られた情報を公開しています。
治験概要
更新日 2023年7月24日
治験依頼者 |
アムジェン株式会社 |
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疾患名(jRCTに掲載) | 【脳腫瘍、眼のがん】などの脳・神経・眼のがん 【喉頭がん、甲状腺がん】などの頭頸部のがん 【肺がん、乳がん】などの胸部のがん 【胃がん、大腸がん、食道がん】などの消化管のがん 【肝細胞がん、膵臓がん】などの肝臓・胆のう・膵臓のがん 【膀胱がん、腎細胞がん】などの腎・尿管・膀胱のがん 【副腎がん、腹膜がん】などの腹部のがん 【前立腺がん、精巣腫瘍】などの男性特有のがん 【乳がん、子宮頸がん、子宮体がん】などの女性特有のがん 【悪性黒色腫、基底細胞がん】などの皮膚のがん 【軟部肉腫、骨肉腫】などの骨・筋肉のがん 結腸直腸がん、非小細胞肺がん、膵がんを含む固形癌 |
管理ID(治験ID) |
jRCT2031210121 |
治験名 |
KRAS p.G12C変異を有する進行固形癌患者を対象としたソトラシブ単独投与及び他の抗悪性腫瘍薬との併用投与における安全性、忍容性、薬物動態及び有効性を評価する第Ib/II相試験(CodeBreaK 101) |
治験のフェーズ |
第1-2相 |
問い合わせ先 |
お問い合わせ窓口:clinicaltrials_japan@amgen.com |
治験成分記号 (治験薬一般名) (作用機序情報) |
治験成分記号:AMG 510
治験薬一般名(日本語):ソトラシブ
治験薬一般名(英 語):Sotorasib
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治験成分記号:AMG 954
治験薬一般名(日本語):パニツムマブ
治験薬一般名(英 語):Panitumumab
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治験成分記号:-
治験薬一般名(日本語):フルオロウラシル
治験薬一般名(英 語):5-FU
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治験成分記号:-
治験薬一般名(日本語):イリノテカン塩酸塩水和物
治験薬一般名(英 語):Irinotecan
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治験成分記号:-
治験薬一般名(日本語):レボホリナートカルシウム水和物
治験薬一般名(英 語):Calcium Levofolinate HydrateLeucovorin
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治験の概要 |
本治験の目的は、KRAS p.G12Cと呼ばれるDNA変異を有する特定の種類のがんに対して、AMG 510(ソトラシブ)とパニツムマブの併用療法、並びにAMG 510とパニツムマブおよびイリノテカン+レボホリナート+フルオロウラシル(5-FU)(FOLFIRI)の併用療法による治療を行った際のあらゆる副作用および有効性について、より詳しく調べることです。 本治験では、 ①18歳以上であること、 ②分子学的検査により病理学的に確認されたKRAS p.G12C変異を有する転移性膵がんであること、 ③過去にKRAS G12C阻害薬の投与を受けていないこと、 ④経口薬が服用可能である 等の条件を満たす方を対象としています。 ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。 本治験で用いられている治験薬AMG 510(ソトラシブ)は、KRAS p.G12Cと呼ばれる特定の変異(DNAの変化)を有する進行固形癌に対して開発されている抗がん剤です。 |
治験の実施方法の概要と注意事項 |
本治験では、ランダム化は行われず、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。 なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。 また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。 |
病院名 |
Ⅰ 臨床試験登録情報
Ⅲ 疾患名(jRCT掲載)の解説について
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