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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2025年8月5日

治験依頼者

グラクソ・スミスクライン株式会社

疾患名(jRCTに掲載) 【前立腺がん、精巣腫瘍】などの男性特有のがん
前立腺がん
転移性去勢抵抗性前立腺癌
管理ID(治験ID)

jRCT2031250111

治験名

成人転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)患者を対象とした、PSMA 標的 T 細胞エンゲージャーGSK5458514の単剤療法又は他の抗悪性腫瘍薬との併用療法を検討するヒト初回投与、非盲検、多施設共同、用量漸増及び用量拡大第 I/II 相試験

治験のフェーズ

第1-2相

問い合わせ先

グラクソ・スミスクライン

問い合わせ窓口:グラクソ・スミスクライン株式会社 開発本部

連絡先(メール:jp.gskjrct@gsk.com、電話:0120-561-007)

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:GSK5458514 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):-

GSK5458514は、T細胞エンゲージャーと呼ばれる種類の薬剤で、体内のがん細胞にあるPSMAとT細胞(免疫系の一部を構成する細胞の一種)にあるCD3に結合します。GSK5458514ががん細胞とT細胞をつなぐことでがんと闘う免疫系を活性化し、T細胞ががん細胞を破壊します。

治験の概要

本治験の目的は、前立腺癌患者にGSK5458514を投与したときの安全性と体内挙動を評価することです。本治験は、パート1(用量漸増期)及びパート2(用量拡大期)の2つのパートで構成されます。

治験に参加するための条件は

・同意文書に署名した患者。

・mCRPC 患者。

・転移性ホルモン感受性前立腺癌に対するものを含め、新規抗アンドロゲン受容体療法が無効であり、タキサン系薬剤を用いた1~2レジメンの化学療法が無効であった患者。

などがあります。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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