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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2025年12月3日

治験依頼者

アッヴィ合同会社

疾患名(jRCTに掲載) 【肺がん、乳がん】などの胸部のがん
肺がん
小細胞肺癌
管理ID(治験ID)
治験名

未治療の進展型小細胞肺癌(ES-SCLC)患者を対象とした一次治療としてのABBV-706 とアテゾリズマブの併用療法の至適用量,安全性及び有効性を,プラチナ製剤を含む化学療法とアテゾリズマブの併用療法との比較で評価する第2相,無作為化,非盲検,多施設共同試験[M24-633]

治験のフェーズ

第2相

問い合わせ先

アッヴィ合同会社

問い合わせ窓口:くすり相談室

連絡先(メール):AbbVie_JPN_info_clingov@abbvie.com

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:ABBV-706 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):-

ABBV-706は細胞表面上のSEZ6と結合されると、細胞内にペイロード部分(トポイソメラーゼ1阻害剤)が放出される。その結果、細胞周期の停止及び細胞死を引き起こす。

治験の概要

本試験の目的は、進展型小細胞肺がんに対する治療薬としてABBV-706の効果(有効性)と副作用(安全性)について調べることです。アテゾリズマブと併用したときのABBV-706 の安全性及び忍容性、並びに有効性を評価するとともに、ABBV-706 の最適な用量を選択することを目的としています。

本治験では、以下の基準にあてはまる患者さんに参加をお願いしています。

・同意時の年齢が18歳以上である

・組織学的又は細胞学的に進展型小細胞がんと診断されている

・進展型小細胞肺癌の治療歴がない

・活動性/症候性の中枢神経系への転移がない

・間質性肺疾患又は肺臓炎の既往歴がない

・現在、活動性の間質性肺疾患/肺臓炎を発症していない

・臨床検査結果により、骨髄、肝、腎機能などが十分に保たれていると確認されている 

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験では、ランダム化が行われ、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治験薬が投与されます。 なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。 また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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