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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 1970年1月1日

治験依頼者

グラクソ・スミスクライン株式会社

疾患名(jRCTに掲載) 【白血病、悪性リンパ腫】などの血液・リンパのがん
多発性骨髄腫
多発性骨髄腫
管理ID(治験ID)
治験名

多発性骨髄腫の治療として belantamab の単剤療法及び併用療法の安全性及び有効性を検討する試験

治験のフェーズ

第1-2相

問い合わせ先

グラクソ・スミスクライン株式会社

問い合わせ窓口:グラクソ・スミスクライン株式会社 メディカル・開発本部

連絡先(メール:jp.gskjrct@gsk.com、電話:0120-561-007)

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:GSK2857914 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):belantamab

B細胞成熟抗原(BCMA)は成熟B細胞及び多発性骨髄腫患者の腫瘍細胞上に発現し、多発性骨髄腫の治療標的になるといわれている。belantamab(GSK2857914)は、BCMAを標的とするbelantamab mafodotin(GSK2857916)のMMAF非結合型モノクローナル抗体部分である。belantamabはADCC/ADCP作用機序を有しており、BCMAに結合することで、多発性骨髄腫に対する抗腫瘍効果を発揮すると考えられている。

治験の概要

本治験の目的は、多発性骨髄腫に対する治療として、belantamabという治験薬を使用した際の効果(有効性)と副作用(安全性)について調べることです。

本治験では、①多発性骨髄腫と診断されていること、②3種類以上の多発性骨髄腫の治療を受け、直近の治療で疾患の進行がみられていること、③過去に受けた治療による副作用が一定の基準以下に回復または軽快していること等の条件を満たす方を対象としています。

ただし他の条件も多数あり、本試験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験では、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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