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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2025年5月14日

治験依頼者

第一三共株式会社

疾患名(jRCTに掲載) 【乳がん、子宮頸がん、子宮体がん】などの女性特有のがん
卵巣がん
高異型度上皮性卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がん
管理ID(治験ID)
治験名

HER2発現卵巣癌の一次維持療法としての トラスツズマブ デルクステカン+ベバシズマブ併用療法とベバシズマブ単剤療法を比較する第III相非盲検多施設共同無作為化試験(DESTINY-Ovarian01/ENGOT-ov89/GEICO144-O/GOG-3112)

治験のフェーズ

第3相

問い合わせ先

第一三共 治験問い合せ窓口

dsclinicaltrial_jp@daiichisankyo.com

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd) 治験薬一般名(英 語):-

HER2と特異的に結合するヒト化モノクローナル抗体と薬物(ペイロード)をリンカーを介して結合した抗体薬物複合体

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):ベバシズマブ 治験薬一般名(英 語):-

治験の概要

<治験の目的>

HER2を発現する進行性の高異型度上皮性卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がんを対象として、トラスツズマブ デルクステカンとベバシズマブ併用療法の効果と安全性を調べます。


<主な参加の基準>

・18歳以上の方

・高異型度上皮性卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がんの方

・HER2発現が3+/2+/1+の方


<主な参加不可の基準>

・非上皮性の卵巣がん、卵管がん、腹膜がんの方

・BRCA遺伝子変異がある方

・PARP阻害薬による維持療法を受ける予定がある方

・ステロイドによる治療が必要な非感染性の間質性肺疾患/肺臓炎の既往歴がある、発症している、またはその疑いのある方


ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

この治験では、トラスツズマブ デルクステカンとベバシズマブの併用療法、またはベバシズマブ単独療法の投与をおこないます。どちらが選択されるかはご自身でお選びいただけません。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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