患者本位の「がん情報サイト」

各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年3月1日

治験依頼者

アストラゼネカ株式会社

疾患名(jRCTに掲載) 【肺がん、乳がん】などの胸部のがん
悪性胸膜中皮腫
切除不能な胸膜中皮腫
管理ID(治験ID)
治験名

切除不能な胸膜中皮腫患者を対象にvolrustomig(MEDI5752)とカルボプラチン+ペメトレキセドとの併用療法をプラチナ製剤+ペメトレキセド又はニボルマブ+イピリムマブと比較する第III相ランダム化非盲検国際多施設共同試験(eVOLVE-Meso)

治験のフェーズ

第3相

問い合わせ先

治験情報窓口メールアドレス(RD-clinical-information-Japan@astrazeneca.com)

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:MEDI5752 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):volrustomig

MEDI5752は、PD-1及びCTLA-4を標的とする二重特異性抗体です。

治験の概要

切除不能な胸膜中皮腫患者を対象にvolrustomig(MEDI5752)とカルボプラチン+ペメトレキセドとの併用療法をプラチナ製剤+ペメトレキセド又はニボルマブ+イピリムマブの有効性及び安全性を比較し調べることです。

本治験では、①18歳以上であること、②組織検査により、胸膜中皮腫と確定診断され、組織型が既知(上皮型又は非上皮型)が確認されていること、③根治的手術(化学療法の有無を問わない)が不可能な切除不能な進行性疾患であること、④測定可能病変を有すること、④臓器及び骨髄の機能が保たれていること等の条件を満たす方を対象としています。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験では、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。本治験ではランダム化が行われますので、MEDI5752とカルボプラチン+ペメトレキセドとの併用療法又はプラチナ製剤+ペメトレキセド又はニボルマブ+イピリムマブの併用療法が実施されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名

QRコード

ページを印刷

クリックタップで印刷します

一覧へ戻ります

© 2021 Foundation for Promotion of Cancer Research.

pagetop