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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2025年8月5日

治験依頼者

アムジェン株式会社

疾患名(jRCTに掲載) 【肺がん、乳がん】などの胸部のがん
肺がん その他の胸部のがん
小細胞肺癌(SCLC)
管理ID(治験ID)
治験名

小細胞肺癌(SCLC)患者を対象にタルラタマブ投与レジメンを検討する第II相、非盲検、ランダム化、多施設共同試験(DeLLphi-309)

治験のフェーズ

第2相

問い合わせ先

お問い合わせ窓口: clinicaltrials_japan@amgen.com

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:AMG757 治験薬一般名(日本語):タルラタマブ 治験薬一般名(英 語):Tarlatamab


治験の概要

本治験の目的は、プラチナ製剤ベースの化学療法(プラチナイオン化合物を含有する薬剤を用いたがん治療の一種)後に進行がみられた小細胞肺癌(SCLCSCLC:肺の組織中にでき、身体の他の部分に拡がる可能性がある増殖の早いがんの一種)の方を対象として、タルラタマブについて詳しく調べることです。

本治験では、

①18歳以上の方、

②組織学的または細胞学的にSCLCが確定され、進行または再発が認められた方、

③プラチナ製剤ベースのレジメンを1ライン受けた後に進行または再発した方、

④21日間のスクリーニング期間内にRECIST 1.1に基づく測定可能な病変が認められること、

⑤米国東海岸がん臨床試験グループ(ECOGECOG)のパフォーマンスステータスが0または1の方、

⑥臓器機能が十分である方

等の条件を満たす方を対象としています。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

本治験で用いられているタルラタマブは、標的細胞に結合するタンパク質の一種であり、がんに対する身体の防御力を刺激してがん細胞を死滅させます。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験は、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名 jRCTを参照

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