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各治験の解説 ※企業から了承が得られた情報を公開しています。

更新日 2024年3月26日

治験依頼者
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社
疾患名(jRCTに掲載) 【肝細胞がん、膵臓がん】などの肝臓・胆のう・膵臓のがん
肝細胞がん
肝細胞癌
管理ID(治験ID)
治験名

未治療の進行/転移を有する肝細胞がん患者を対象にRelatlimab、ニボルマブ及びベバシズマブの併用療法の安全性を確認する二重盲検プラセボ対照ランダム化第1/2 相試験

治験のフェーズ
第1/2相
問い合わせ先

企業名:ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社          

問い合わせ先:https://www.bms.com/jp/about-us/contact-us.html

0120-363-959 (フリーダイヤル) 

(平日9:00~17:30 / 土・日・祝日並びに当社休日を除く)

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:BMS-986016 治験薬一般名(日本語):レラトリマブ 治験薬一般名(英 語):relatlimab

relatlimabは、免疫チェックポイントの機能を阻止するお薬の一種で、人の体の免疫系に対してがん細胞を攻撃するように働きかけることによって作用します。

治験成分記号:ONO-4538/BMS-936558 治験薬一般名(日本語):ニボルマブ 治験薬一般名(英 語):nivolumab

ニボルマブは、免疫チェックポイントの機能を阻止するお薬の一種で、人の体の免疫系に対してがん細胞を攻撃するように働きかけることによって作用します。

治験成分記号:- 治験薬一般名(日本語):ベバシズマブ 治験薬一般名(英 語):bevacizumab

ベバシズマブには、血管内皮増殖因子(VEGF)と呼ばれる分子に結合してブロックする働きがあります。VEGFは、がんを含むさまざまな疾患において血管新生を刺激するタンパク質です。VEGFをブロックする抗体は、腫瘍が新たな血管を生成する能力を弱めて、がんの増殖・拡大を阻害します。

治験の概要

本治験の目的は、肝細胞がん患者を対象にRelatlimab、ニボルマブおよびベバシズマブ併用療法の安全性と有効性を、ニボルマブとベバシズマブ併用療法との比較により検討することです。

この治験に参加いただける方の条件は、以下の通りです。

①肝細胞がんと診断された方で全身療法が未治療の方

②スクリーニング検査時に腫瘍検体採取および提供ができる方

また、以下の条件にあてはまる方は参加いただけません。

①2年以内に他の悪性腫瘍の既往がある方

②同種幹細胞又は固形臓器の移植歴のある方。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

治験への参加に同意された後、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名

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