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Ⅱ.各治験の解説  
※企業から了承が得られた情報を公開しています。

治験概要

更新日 2023年8月3日

治験依頼者

日本イーライリリー株式会社

疾患名(jRCTに掲載) 【肺がん、乳がん】などの胸部のがん
【胃がん、大腸がん、食道がん】などの消化管のがん
【肝細胞がん、膵臓がん】などの肝臓・胆のう・膵臓のがん
【副腎がん、腹膜がん】などの腹部のがん
【乳がん、子宮頸がん、子宮体がん】などの女性特有のがん
管理ID(治験ID)
治験名

KRAS G12C 変異を有する進行性の固形がん患者を対象とした LY3537982 の第 Ia/Ib 相試験

治験のフェーズ

第1相

問い合わせ先

トライアルガイドコールセンター(0120-023-812/LTG_CallCenter@lists.lilly.com)

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号:LY3537982 治験薬一般名(日本語):- 治験薬一般名(英 語):-

治験の概要

本治験の目的は、特定の遺伝子変異(KRAS G12C)を有するがん患者において、治験薬LY3537982が安全かつ有効であるかどうかを調べることです。患者さんは、抗がん剤治療を受けていない特定のグループを除き、すでに標準治療を受けているか、標準治療が続けられなくなった方が対象となります。この治験は最長で約4年間行われます。

本治験では、以下の条件を満たす方を対象としています。

・固形がんの治療効果判定のためのガイドラインversion 1.1(RECIST v1.1)による測定可能な病変を有すること

・KRAS G12C変異のエビデンスを示す疾患であること

・局所進行性の切除不能ながん又は転移性のがんであると診断されていること

・血液検査による臓器機能が十分であること

・カプセルや錠剤を飲み込むことができること

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

本治験では、一部のグループを除きランダム化は行われず、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治験薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

病院名

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