患者本位の「がん治験情報サイト」

各治験の解説 ※jRCT公開情報、及び企業から提供された「作用機序情報」「治験の概要」等を提供しています。
なお、「作用機序情報」「治験の概要」等の情報がない場合は、jRCT公開情報のみ提供しています。

更新日 2026年8月20日

管理ID(治験ID)
疾患名(jRCTに掲載)
尿路上皮癌
治験名

前治療歴のある局所進行又は転移性尿路上皮癌を有する治験参加者を対象に、Sacituzumab Tirumotecan(MK-2870)と治験担当医師が選択したプラチナ製剤を含まない化学療法を比較する無作為化、非盲検、第Ⅲ相試験

治験のフェーズ

第3相

治験成分記号
(治験薬一般名)
(作用機序情報)
治験成分記号
MK-2870
治験薬一般名(日本語)
-
治験薬一般名(英 語)
-

この治験で使用するsac-TMTは、抗体-薬物複合体(ADC)と呼ばれるくすりの一種で、抗体薬に抗がん剤が結合したものです。

sac-TMTは、がん細胞の表面に存在するTROP2というたんぱく質に抗体が結合することでがん細胞内へ移行し、抗体と抗がん剤の結合が解かれ、抗がん剤が放出されます。放出された抗がん剤は、細胞内からがん細胞を攻撃することで、そのがん細胞を破壊します。がん細胞を破壊すると、がん細胞の外に抗がん剤が放出されるため、sac-TMTがTROP2を介して結合したがん細胞に隣接する他のがん細胞に対しても、効果を発揮することが期待されます。

TROP2は固形がんに多く発現する一方で正常組織での発現は低いことが知られており、sac‑TMTは細胞表面にTROP2をもつ細胞を標的とすることから、正常な組織に対して作用しにくくなることが期待されます。

治験の概要

研究者は、局所進行性または転移性尿路上皮がん(UC)に対する新しい治療法を探しています。

この治験の目的は、sac-TMTの投与を受けた参加者が、特定の非プラチナ製剤による化学療法を受けた参加者と比較して、より長く生存できるかどうかを評価することです。

ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。

治験の実施方法の概要と注意事項

無作為化:無作為化比較

盲検化:非盲検

対照:実薬(治療)対照

割付け:並行群間比較

専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬が投与されます。

なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。

また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。

治験依頼者

MSD株式会社

問い合わせ先

企業名:MSD株式会社

問い合わせ先:MSDJRCT問合せ窓口 msdjrct@merck.com

病院名

QRコード

ページを印刷

クリックタップで印刷します

一覧へ戻ります

© 2021 Foundation for Promotion of Cancer Research.

pagetop