更新日 2025年5月13日
治験依頼者 |
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疾患名(jRCTに掲載) |
【肺がん、乳がん】などの胸部のがん 肺がん PD-L1が高発現している局所進行、切除不能又は転移性非小細胞肺癌患者 |
管理ID(治験ID) |
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治験名 |
PD-L1が高発現(PD-L1発現腫瘍細胞が50%以上)している局所進行、切除不能又は転移性非小細胞肺癌の治験参加者を対象に、一次治療としてSigvotatug Vedotinとペムブロリズマブの併用療法とペムブロリズマブ単剤療法を比較する第3相、非盲検、無作為化、比較対照試験(Be6A Lung-02試験)(治験実施計画書番号:C5751003) |
治験のフェーズ |
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問い合わせ先 |
ファイザーR&D合同会社治験情報窓口担当 メール:clinical-trials@pfizer.com |
治験成分記号 (治験薬一般名) (作用機序情報) |
治験成分記号:PF-08046047
治験薬一般名(日本語):-
治験薬一般名(英 語):Sigvotatug vedotin
Sigvotatug Vedotinは抗体に抗がん剤を結合させた抗体薬物複合体(ADC)と呼ばれる薬の一つです。非小細胞肺癌を含め、いくつかの固形癌の表面には、インテグリンβ6というたんぱく質が発現しています。Sigvotatug Vedotinはがん細胞に発現したインテグリンβ6に結合し、がん細胞の中に取り込まれます。がん細胞に取り込まれたSigvotatug Vedotinはがん細胞を阻害する薬剤を放出し、それによりがん細胞を減少させると考えられています。
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治験の概要 |
本治験の目的は、PD-L1が高発現している局所進行、切除不能または転移性の非小細胞肺がんの治療において、治験薬Sigvotatug Vedotinとペムブロリズマブの併用療法とペムブロリズマブの間での治療効果の違いを調べることです。
この治験では、以下の条件にあてはまる方を対象としています。 ●18歳以上の方 ●妊娠可能な女性の場合は妊娠していないことが確認された方。加えて、治験薬投与期間中および治験薬の最終投与後少なくとも4カ月間、効果の高い避妊法を継続いただける方 ●非小細胞肺癌と診断されており、ステージ、遺伝子変異などの基準を満たしている方 ●PD-L1と呼ばれるたんぱく質が腫瘍細胞の50%以上に発現している方。また、この検査のために保存されている腫瘍検体を提供できる方、または生検を受けることができる方 ●過去の治療による影響から回復している方 ●全身の状態(パフォーマンスステータス)が基準を満たしている方 ●治験のお願い事項や禁止事項を守っていただける方
ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。 |
治験の実施方法の概要と注意事項 |
本治験では治験への参加に同意された後、専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たす方には治療薬Sigvotatug Vedotinおよびペムブロリズマブが投与されます。なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。 |
病院名 |
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© 2021 Foundation for Promotion of Cancer Research.