
更新日 2026年8月20日
| 管理ID(治験ID) |
jRCT2061230111 |
|---|---|
| 疾患名(jRCTに掲載) | 非小細胞肺癌 |
| 治験名 |
Uncommon EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌患者を対象としたアファチニブ投与におけるDFP-14323を併用した際の有効性を検証する臨床第III相試験 |
| 治験のフェーズ |
第3相 |
| 治験成分記号 (治験薬一般名) (作用機序情報) |
治験成分記号 : DFP-14323
治験薬一般名(日本語) : -
治験薬一般名(英 語) : -
DFP-14323は、1987年に日本化薬株式会社から発売されている抗悪性腫瘍薬(商品名:ベスタチン(R))と同じ有効成分である「ウベニメクス」を含むカプセル剤です。 ベスタチン(R)は、現在日本では、急性非リンパ性白血病に対して効能が認められていますが、最近では肺扁平上皮がんや腺がんを含む非小細胞肺がんに効果的であるという文献も報告されています。 ベスタチン(R)に含まれるウベニメクスはマクロファージ、NK細胞、T細胞等の免疫担当細胞を非特異的に活性化し、腫瘍の増殖抑制あるいは細胞障害作用が認められています。また、アミノペプチダーゼ(タンパク質を構成するアミノ酸同士の結合を切断する酵素)を介して免疫担当細胞の表面に結合し、免疫能を活性化することにより、抗腫瘍作用を発現すると考えられています。 *マクロファージ:大型のアメーバ状細胞。生体内に侵入した細菌などの異物を捕らえて細胞内で消化するとともに、それらの異物に抵抗するための免疫情報をリンパ球に伝える。 *NK細胞:ナチュラル・キラー細胞。がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃するリンパ球。 *T細胞:リンパ球の一種。T細胞の種類によって、がん細胞やウイルス感染細胞などを攻撃するT細胞や、他の免疫細胞の働きを調節するT細胞が存在する。 |
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治験成分記号 : -
治験薬一般名(日本語) : アファチニブマレイン酸塩
治験薬一般名(英 語) : -
がん細胞が分裂して増殖するためには、細胞の表面にある「受容体」というスイッチに、増殖を促す物質が結合し、細胞の内部へ「増えなさい」という信号が送られる必要があります。 アファチニブは、この増殖のスイッチである「EGFR(イージーエフアール)」や「HER2(ハーツー)」などに結合し、がん細胞が増えるための信号を直接ブロックするお薬です。このタイプのお薬は、特定の分子を狙い撃ちすることから「分子標的薬」と呼ばれています。 EGFR(上皮成長因子受容体): 細胞の表面にある、増殖の指令を受け取るためのアンテナのようなタンパク質です。肺がんなどの一部のがん細胞では、このアンテナに異常(変異)があり、常に増殖の信号が出続けている場合があります。 HER2(ヒト上皮成長因子受容体2型): EGFRの仲間で、がん細胞の増殖に関わっているタンパク質の一種です。 |
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| 治験の概要 |
この治験は、非小細胞肺がんの患者さんを対象に、治験薬DFP-14323(ウベニメクス)と併用薬であるアファチニブを低用量で服用するグループと、対照薬として通常用量のアファチニブを服用するグループに分かれていただき、DFP-14323と低用量のアファチニブの併用が安全かつ有効かどうか検討することを目的としています。 この治験に参加していただくためには、いくつかの基準があります。治験担当医師が、あなたのこれまでの治療や、既往歴(過去にかかったことのある病気についての情報)などを確認し、あなたがこの治験に参加いただけるかを判断します。 ≪治験に参加いただける基準≫ 1) 非小細胞肺がんと診断され、遺伝子検査によりUncommon EGFR遺伝に変異が認められている方。 2) 他のがん種に対する治療も含めて、これまで全身化学療法が行われていない方。(ただし、手術後に治療が行われていた場合でも登録ができる場合があるので治験担当医師にお伝えください。) 3) 骨髄・肝・腎機能に重大な疾患がない方。 4) 歩行可能で、軽作業や自分の身の周りのことをすべて実施できる、全身状態が良好な方。 5) 年齢が20歳以上の方。 6) 自由意思によりこの治験の参加に文書で同意した方。 ≪治験に参加いただけない基準≫ 1) アファチニブが使用できない方。 2) 38.0℃以上の発熱があるなど明らかな感染や炎症がある方。 3) この治験で定められたものとは別の遺伝子変異が陽性である方。 4) 重篤な合併症がある方。 ただし他の条件も多数あり、本治験に参加していただけるか否かは専門家による医学的判断が必要となります。 |
| 治験の実施方法の概要と注意事項 |
本治験では専門家による医学的判断の結果、登録の条件を満たすことを確認した後、プロトコール治療期間中は以下のどちらかを服用していただきます。あなたがどちらのグループになるかは、あなた自身や治験担当医師が選ぶことはできません。「無作為化(ランダム化)」という方法により、どちらかのグループに決定されます。「無作為化(ランダム化)」とは、有効性や安全性などを公平に比較するために有効な方法として治験では広く用いられています。 この治験に参加していただく期間は、最長約56ヵ月(スクリーニング~後観察期終了まで)を予定しています。 なお、本治験の治験薬は有効性・安全性が確立していないもので、それらの評価を厳密な管理のもとに行う段階です。 また、実施する治験薬の副作用が生じうるリスクがあり、治験への参加に伴う検査内容・検査方法等の詳細を含め、本治験への参加の可能性がある場合には、治験実施医療機関において直接説明を受けて頂く必要があります。 |
| 治験依頼者 |
Delta-Fly Pharma株式会社 |
| 問い合わせ先 |
Delta-Fly Pharma株式会社 研究開発部門 飯塚 健蔵 東京都中央区日本橋本町3-11-5 TEL:03-6231-1278 e-Mail:dfp_drugsafety@delta-flypharma.co.jp |
| 病院名 |
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